AIを使ったライティングって、Googleは評価してくれるのか?
AIライティングのスキル
最近は、AI技術の発達がめざましく、自分たちの代わりに文章を書いてくれるサービスもたくさんでてきました。
少し前までは、プログラムで作成した文章というのは、人間が読んでも意味が分からず、これは人間が書いたものではないことが、すぐに判断できましたが、最近のAIによる文章作成、ライティングはその性能が格段に良くなってきていて、さっと読んだだけでは、人間が書いたのか、それともAIが書いたのか分からないようにレベルに達してきています。
そうなってくると、やっぱり考えてしまうのが、自分が文章を書かなくても、AIにブログの記事を書いてもらった方がいいんじゃね?と考えるのと、ライターさんに高い料金を払って、コンテンツマーケティング用の記事を書いてもらっていたけど、これもAIにした方がよくね?という不埒な考えです。
果たしてそんなことが実際に可能なのか? 少し考えてみたいと思います。
Googleがコンテンツを評価するために、AIに文章を読ませて、その文章の価値があるかないかを判断しているのは、紛れもない事実だと思います。昔はGoogleに文章のよしあしを判断する能力は無いと言われていましたが、おそらくこれだけAIが発達してきているのですから、もう文章の内容をかなりの精度で理解して、価値を判断することろまできていると思います。
今後、その精度はますます高くなっていくことでしょう。
AIツール
現段階で、私がいろいろと見ていて、これはかなり使えるなと思うAIライティングのツールがあります。
それがOpenAIと呼ばれる非営利組織が開発しているGPT-3と呼ばれるアプリケーションです。
OpenAIは、Twitterを買収したイーロンマスクが投資家として参加していることでも話題となっています。
OpenAIのサイト
このサイトではいろんなツールが提供されていますが、ここで会員ログインして、playgroundというページを開き、冒頭の文章を書くと、その後はSubmitボタンを押していくとどんどんと文章を書いていってくれます。
ある程度、情報を与えないとAIも何を書くべきか分からないため、最初にある程度のボリュームの文章を書いておいて入力することをおすすめします。
https://beta.openai.com/playground
日本語でも大丈夫なので、ぜひ使ってみてください。
料金は以下のとおりです。
Ada Fastest
$0.0004 / 1K tokens
Babbage
$0.0005 / 1K tokens
Curie
$0.0020 / 1K tokens
Davinci(Most powerful)
$0.0200 / 1K tokens
1kトークンごとの値段が出ておりますが、かなり安い金額で文章を生成できます。
Davinci(ダビンチ)が最もパワフルなライティングスキルを持っていると書かれていますが、実際にライティングで使えるのは、Davinciくらいですね。ほかはあまり使いものになりませんでした。
Davinciの生成する文章はかなり優秀です。
GoogleはAIのライティングをどう捉えているか?
本当かどうかは分かりませんが、以下の記事によるとGoogleは2022年6月のコアアルゴリズム・アップデートでAIが生成した文章を判定してペナルティを加えていると書かれています。
How Will Google Potentially Detect AI-Generated Text?
GPT-3が書いた文章でも危ないと警告しています。AIのエンジンで書いた文章にはパターンがあって、Googleに分からないはずがないと言っています。
AIで生成した文章は、Googleのガイドラインにも明確に違反と記されているようです。
それではAIライティングは使えないか?
それでは、AIのツールは使えないかということですが、限定的な使い方は可能だと思います。
アイデア出しや、見出しの候補を生成してもらうという使い方です。
このように使い方を限定することで、ライティングの効率を高めることができそうです。
AIに完全に任せるのではなく、補助機能として使うのが良さそうです。
やっぱり真面目に文章を書くようにしましょう。